魔女の一撃を撃退!腰痛の事を知っておいてください!

ご覧頂きありがとうございます。

職人、りき です

建設、建築現場でブロック積みなどを仕事にしている、職人です。

体のその部分を漢字で書くと月と言う字の横で何やら座り心地が良さそうにデン!と構えている字があります。・・・肝心、要の・・・と一番の大事を指す時につかわれ、その、ふさわしい位置付けに誇らしささえ感じるのは僕だけでしょうか?

左手の月と言う字は元もとは肉と書いたらしく、長い年月を経て今の月と言う形になったそうです。ゆえに服などに使われる月とは意味合いが違うとされますが、現代では同じように扱われているのが現状です。

個人的な想いとしては医学界や整体の世界では人体を小宇宙と呼ぶ人が少なくなく、そちらと合わせて考えるのもロマンチックでおもしろいですね。

ハイ!一月も、もう20日過ぎになってホント日にちが経つのが早いですね。三重県四日市では一月の初め頃に雪が降って、今は久しぶりのまとまった雨が降り、寒くなったりそうでもなかったりの繰り返しで、着たり脱いだり( 笑 ) をしていますが、体調管理には気をつけて行きたい所です。

過酷な肉体労働が続く毎日の中で母の入院中にチャレンジしたい職業がありました。人の体の痛みを楽にできる仕事をと、柔道をしていた事もあり柔道整復師 ( 接骨医 ) を目指そうとしたのは自然に思えました。母をマッサージで楽にできないかと、独学での勉強をはじめます。柔道整復師になる為の学校の受付を調べる僕をたった一つの言葉が絶望へと追いやります・・高卒以上・・

・・・・・・17の冬・・・・・・

卒業証書には平成3年と有りますから1991年実に30年前、東京にある整体の専門学校から戻った僕は地元の四日市で夜間を中心に出張施術を始めます。学校では優秀な先生、講師の方々に技と知識をみっちりと教わってやる気も満々です。しかし・・・

「 落ち込む事も多いと思いますが、とにかく経験をたくさん積んで頑張って下さい 」と言って送り出してくれた先生の言葉通り、人の体を診させて頂くと言う、ある意味での怖さを知ることの連続でした。この当時、整体術と言うのはその場で確実に痛みを楽にしないとクライアント様に納得して頂けない分野の療術です。何処へ行っても改善されない症状に悩み・・最後の砦・・的な期待をされる訳で、そこで発生するプレッシャーに押し潰されそうになった事も何度も有りましたが、学校の先生方のしっかりとした教えが支えになってくれました。全国にいる学校の卒業生の中で学校が運営する連盟に所属する整体師は当時、三重県では僕一人だった事も有り肩の力が抜けるのに少しの時間がかかった記憶が有ります。

長い人生から見れば短期間の間でしたが、それでも僕にとってはかなりの人数のクライアント様と接する事ができ、おかげ様で現役で活動している間、1度の事故もトラブルにも遭遇しなかった事は今でも幸せに思っております。普通に生きていれば中々させてもらえない勉強に熱くさせてもらえた事にも感謝の気持ちでいっぱいです。

貴重な経験と体験を与えてくださった、たくさんのクライアント様、本当にありがとうございました。

いつの日か僕の書いた文章が目にとめて頂ける日が来る事を夢に夢に想います。

日本では3000万人以上の人がこの部分の痛みに悩まされているとされています。今回は・腰・でやってみたいと思います。

何と言っても仕事柄この部分の痛みの中に僕もいてハードなお仕事が続いた後など「 あっ!俺、まっすぐに歩いてない 」なんて事も ( 笑 )毎日少しずつするケアも覚束ず、イテテテ、イテテテなんて言いながら今日も工事現場で腕を振るいます。

腰が痛いから腰痛と言いますが、実は病名ではなく症状のひとつとして表現されます。腰痛は病症によって病名がついていて、それを調べる為の検査が科学の発達によって素晴らしい進歩を遂げています。

しかしながら小宇宙と言われる人の体は未だ分かっていない事も多く、レントゲン、C T、MRI 等の検査でも確信しかねる場合もあるようです。

腰の病気で特定できるのは全体の15%とされていて特定できる腰痛の10%を占めるのは椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄 ( ようぶせきちゅうかんきょうさく) 等の神経障害で起こるものとされています。

全体の2%には内臓の病気から起こる腰痛だとされています。内臓から多くの神経が腰部とつながっているため代表的なものに、尿路結石、慢性十二指腸潰瘍、慢性膵炎、子宮内膜症、等で腰痛が起こる事があります。

全体の1%とされている脊椎の病気には、がんの骨への転移、背骨の圧迫骨折、化膿性脊椎炎 ( かのうせいせきついえん ) 等があります。

原因を特定しにくい腰痛を非特異的腰痛と言われ約85%の人達が対象になっています。その多くは筋肉や椎間の関節に原因があるとされていますが、特定するためには様々な検査が必要となる為原因の特定までは行わず痛みを和らげる治療の方が優先されています。

骨とはタンパク質の一種であるコラーゲンにカルシウムが沈着して作られていて、筋肉、神経、臓器等を正常に機能させる役割をしています。

ここでは僕にも(笑)分かりやすいように、画像検査でわかる腰の病気と画像検査でもわかりにくい腰の病気を分けて進めていきたいと思います。画像検査とはレントゲン、C T、MRI等を言います。

・・・・腰・・・・

・画像検査で分かる腰の病気・

( 椎間板ヘルニア )

腰の椎骨は腰椎と呼ばれて、5個の腰椎が連なれて構成されています。椎骨と椎骨の間にあるのがクッションの役割をしている椎間板です。何らかの原因で椎間板や中心部分にある髄核 ( ずいかく )が飛び出して背中側にある神経に接触して炎症等を起こします。活発に活動する20〜40代の若い世代の人達に起こりやすいとされています。腰痛から始まりお尻から脚にかけて痛みやしびれが出て、前にかがむとこの症状が強くなるのが特徴とされています。

( 腰部脊柱管狭窄 )

腰椎の後ろ側にある神経が通る脊柱管が何らかの原因で狭くなり脊柱管の中を通る神経が圧迫されて痛みが生じる病気です。40代後半から発症しやすくなり、高齢者になるほど発症率が高くなります。腰痛から始まりお尻から脚にかけて、しびれる症状が出ることも多く歩いていると症状が強く出て歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる ( 間欠破行・かんけつはこう、と言います ) 等の症状がでます。椎間板ヘルニアとは逆で前にかがむと楽になり、体を後ろに反らせると症状が強く出ます。

( 化膿性脊椎炎 )

脊椎の中に細菌が入り込んで化膿させ炎症を起こす病気です。進行すると敗血症を引き起こし命にかかわる場合もあります。安静にしていても痛みがおさまらないのが特徴です。

( 終板の障害 )

腰椎と椎間板が接している部分を終板と言います。血管や神経が多く通る所で、細菌が入り込んだりアミロイドと言う物質が溜まって痛みが生じるとされますが、まだ解明されていない事もあるそうです。前にかがむと痛みが出やすいですがお尻から脚にかけての痛みやしびれる症状は出ないのが特徴とされています。

( 圧迫骨折 )

骨粗しょう症が起きた骨がスカスカの状態になり変形をしてしまうのが圧迫骨折です。70歳以上の女性に多く発症し、男性でも20〜30%の人がなるそうです。症状に出ない場合もありますが、お尻から脚にかけて痛みやしびれる症状が出ることが多いようです。身長が低くなり始め、背中が丸くなってきたら圧迫骨折を引き起こしている可能性があります。

( 脊椎分離症 )

未成年のスポーツ障害によるものが多いとされます。過度に回旋させる運動やスポーツで負担がかかり腰椎のうしろ側が疲労骨折をする病気です。一般の人でも5%の人が発症し、スポーツ選手では30〜40%の人が発症しています。発症すると体を後ろに反らせた時等に腰部が痛んだり脚がしびれたりします。原因が疲労骨折なので初期の段階できちんと治療を受けたら治りますが、そのままにしておくと分離した所が癒合せず、進行が続くと分離すべり症になり、発症すると様々な神経障害を起こします。5個の腰椎のうち分離が起こるのは一番下にある第5腰椎がほとんどです。

( 癌・がん )

腰痛が起きる癌には、癌の骨への転移、骨自体の癌、大腸癌、膵炎癌、等があります。

東京の学校でお世話になった講師で医師の先生とのお話しで、腰痛の診断で最も重要なのは癌を見逃さない事だと話されていたのを思い出します。

原因が癌の場合、安静時でも痛むのが特徴です。

僕の母親も癌で亡くなっていますが、僕の前では辛い顔を見せない気丈な母も末期状態になると体の痛さ辛さに顔を歪ませる所を何度も見ています。

癌になってしまっても早期発見でこのような辛さからは回避できると思います。少しでも不安を感じたら信頼できる病院で検査を受けるようにして下さい。

・画像で特定しにくい腰痛・

( 筋肉の弱体化で起きる腰痛 )

背骨の両側に位置してしっかりと支えている脊柱起立筋と言う筋肉があり、その奥に多裂筋と言う筋肉が存在します。非常に強い筋肉ですが、この部分が何らかの原因で損傷したり、高齢による弱体化が進んで腰痛を引き起こしたりします。うつ伏せに寝て上体を反らす事が難しいと言う人は、背中側にある筋肉が弱ってきている場合があります。

( 椎間関節が原因の腰痛 )

腰椎と腰椎を後側で上下につないでいる関節です。強い負担が原因で炎症が起きたり、軟骨がすり減って痛みが生じます。腰部の痛みに加えて太ももの外側を中心に脚に痛みやしびれ等の症状が出ます。この関節は腰椎の一番後側にあるので体を後ろに反らせた時に痛みが強く出るのが特徴です。

( 仙腸関節が原因の腰痛 )

お尻の部分に位置する骨盤の両側にある象の耳のような形をした骨を腸骨と言い、この骨の真ん中にあるのが仙骨といいます。腸骨と仙骨をつないでいる部分が仙腸関節と言います。椎間関節と同じく炎症や軟骨がすり減って痛みが起きます。体の約真ん中の部分に位置して非常に負担をかける関節です。腰部の下部からお尻のあたりが痛み椅子に座っていられない状態が続いたりする場合には、仙腸関節が原因の可能性があります。

( 心理的要因の腰痛 )

心理的とは主に不安感やストレスで精神的にダメージを受ける状態と言えます。

人間の脳には体の痛みを和らげようとする働きが有りますが、家庭や仕事、様々な状態で発生する諸事情で強いストレスを受けると、痛みを和らげる働きが機能しなくなり、慢性的な痛みを感じるようになります。腰は普通多く使うほどに痛くなっていきますが、心理的要因で腰痛になる人は朝から午前中にかけて抑うつな気分になったり、意欲が低下したりして腰痛が強く出て、午後から夕方にかけては症状が軽減していくのが特徴のひとつとしてあります。

心理的要因で腰痛の人が犬を飼い始めてその愛犬に癒されている間に腰痛が、改善されていったと言う一例があるそうです。

人は過度のストレスを受けた時、筋肉等も過度に緊張し硬直します。

たとえ1日数回でも楽しみを持ちリラックスできる時間をとってみてはいかがでしょうか。

( ギックリ腰 )

僕もですが回りにいるほとんどの人が経験者です ( 笑 )

その痛烈な症状の様から海外では(魔女の一撃)と言われています。

ギックリ腰はきちんとした病名があり急性腰痛症と呼ばれます。

重い物を扱う時はもちろんですが、何気ない日常の動作の中でも突然になる事があります。

肉体労働をする人はもちろんですがデスクワークで長時間座っていて立ち上がった時にグキ! 子育てで忙しいパパとママ、長い時間抱っこしていた赤ちゃんを手から降ろした瞬間にグキ! 止まらないクシャミをしたらグキ!

重い物を気合いを入れて持つ時よりも、何気なく体を動かした時等に起こる事が多いようです。

原因はその時のその人の体の状態でなるようで、ひとくくりにして決めつける訳にはいけませんが、骨、筋肉、内臓にしてもやはり疲れが溜まってきた時の状態でなる事が多いようです。やっかいなのは疲れの自覚症状が無い時に起こる事ですね。

重度のギックリ腰の場合、発症してしまったら歩くどころかその場から動く事すらできませんから、1人でいる時になってしまった場合には近くにいる人に助けを求めて下さい。初期の対応が大事なので救急車を呼んでもらうのもいいと思います。友の1人に普通に歩いている時に急に腰がヌケてその場で立てなくなってしまったと言う体験を持つ人がいます。

・・・・まだ、終わらない・・・・

さて、なってしまったら。をやってみたいと思います。今までに実際に質問されてきた内容を元にやっていきましょう。

・まず、ギックリ腰になったらその日から2、3日は様子をみたい所です。たとえ1日でも安静を保って下さい。

・早ければ2日か3日目ぐらいで動けるようになるパターンが多いですが、ゆっくりでいいので動くようにしていきましょう。ジッとしているよりは少し痛くても早めに動かした方が回復は早そうです動かす時、最初の間はなるべく痛みのある方に動かさず、痛まない方に動かす事からはじめて下さい。

・寝る時にはお布団やベッドはあまり柔らかすぎない物がよく、寝る時の体制は体の構造上横向き ( 横臥・おうが、といいます ) になって膝を曲げて背中を少し丸めるようにすると楽に休めます。そしてこの姿勢をとる時は頭の位置が重要です。高からず低からずで快適な位置を探してみて下さい。

横向きが一番良いかと言うと、やはりその時の体の状態がありますから楽だなと思える体制を試してみるといいです。

くどいようですが、どのような体制を取るにしても首と頭の位置、膝の曲げ具合が休む時のポイントになります。このようにして自分流で編み出した休み術は、普段の就寝時にも応用ができます。是非、やってみて下さい。

うつ伏せはどの場合でも背中側の筋肉が過緊張するので避けたいところです。

・冷やすのと温めるのとどちらが良いのかも迷うところですが、ギックリ腰になった直後 ( 個人差はありますが目安としては2、3時間内 )は炎症を起こした状態になりますので過激すぎない程度に冷やすのが効果的です。

確かに過激すぎるほど冷やして症状を楽にする療術は存在しますが、それはやはりその道のプロのお仕事になりますので自己療法で過激な冷やし方は避けて下さい。

少し楽に動けるようになってきたら温めた方がより回復が早いです。

温めた後消炎剤 ( 湿布 ) があれば、やはり薬ですから貼ると尚いいです。

・マッサージ効果を期待して痛む所を押したり叩いたりする人が今までにも何人かいましが、炎症が起きている間にこれをやっちゃうと症状を悪化させるだけでなく、回復するまでの時間を長引かせます。この手の自己療法は避けて下さい。

・ギックリ腰が起きても多くの場合数日で回復に向かいますが3日4日以上痛み具合が変わらないようなら病院で診察を受ける事をおすすめします。前出でやりました椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄または骨の変形が原因になっているおそれも考えられるからです。

他に脚からお尻にかけて痛みやしびれが出る坐骨神経痛がありますが坐骨神経は太ももからお尻を通じて腰椎につながっていて、これを圧迫されると症状がでます。加齢に加え運動不足などが原因とされる事が多いです。腰痛と勘違いされる事もありますので症状がでましたら軽症の間に病院で検査を受けてみて下さい。

尚、僕が腰の学問に触れていたのは数十年も以前になりますので、ひとつずつ確認させていただいて現在の最新の情報となっております。

各症状の対策ですが画像で分かる腰痛に関しては専門の病院での治療が必須となります。

命にかかわる腰痛もありました。

症状のさわりの部分だけですが書かせて頂きましたので心当たりが有る人は診察を受けに行って下さい。

画像では分かりにくい腰痛でも専門の医師の指導が必要です。

自己判断はくれぐれも避けるようにして、是非、信頼のできる医師に診てもらって下さい。

今は、普通にストレッチや腰痛体操を指導してもらえる所が増えましたので、そう言う教室に行って普段から備えておくのも、考え方のひとつです。

何年か前からか、接骨院、整体院、鍼灸院、カイロプラクティックにマッサージ店、等が増えて体のケアが手軽にできるようになりました。専門学校等ではバイオメカニクス ( 生体力学 )に沿った学問と技術の指導に余念がありません。

そこで学ぶ生徒たちも情熱のある人達ばかりだとおもいます。

しかし (笑) 残念な事にこうした療術院等で治療や施術を受けても調子が良くならないと言う人の声を聞くのも事実です。

前出の院やお店では、病院では受ける事のできない素晴らしい技術がたくさんあります。驚くほどの情報社会になりました。

しっかりとリサーチして自分に合った治療院を探してみてみるのもいいと思います。

・・・・まだ、終わらない・・・・

若い頃やっていた格闘技やトレーニング、そして40年以上続く肉体労働はかなり僕の体を摩耗 ( 笑 )させたらしく若い時と比べると身長は2センチ近く低くなっています。

20年以上以前になりますが、現場での仕事中に腰に痛みが出たので帰りにお世話になっている病院に行きレントゲンをとってもらうと医師が、「 おまえ〜椎間板が無いやないか、どこへ置いてきたんや」( 笑 )いえ、笑い事ではないんですが、骨がすり減っても腰部を守る鎧の役目をしてくれる腹筋と背筋が強く、なんとか腰を支えてくれていますがそれでも最近ではお尻や脚にしびれが出たりして、もう大変 ( 笑 )

ここでは僕が普段からやっている腰のケアをやってみたいと思います。

今、まだ一月中でとても寒い日が続いてますが体もよく冷えます。これがいけないです。体が冷えるとやはり弱い所にダメージがきます。腰が弱いと腰、お尻、脚の痛みやしびれがひどくなります。

僕のように外仕事は避ける訳にはいかないのですが、外でする趣味等少し融通がきく行動は日中の暖かい時間帯でされる等少しの工夫で体をかばうことができそうです。

・冷えた体には何と言っても温かいお風呂ですね。

温かいお風呂の中は体のケアをするのには絶好の場所で、長風呂が苦手な僕もこの時季は楽しみのひとつとなります。

体を洗って湯船につかると少しの間ツボ押しをます。

( 合谷・ごうこく )手の甲側で人差し指と親指の間、先端から指を横にして2本分の所で押すとツンとする場所があります 。体のあらゆる所に効く万能ツボで特に歯痛の時等、胸から上に良く美容効果も期待できるそうです。

( 委中・いちゅう )膝の丁度真裏で膝を曲げた時にできるシワの真ん中にあります。軽く押しても結構強い刺激がきますが慣れてくると気持ち良く押せるようになります。腰の特効ツボ、膝のツボとして知られています。

( 足の三里・あしのさんり )

膝を少し曲げて膝の皿のすぐ下の外側にあるくぼみから4指 ( 指4本分 )下の外側にあります。脚の疲れ、むくみをとるだけで無く胃の調子を整える効果も期待できます。過去の文章で ( 恐い!つんのめる!ツボ押して!足の三里でケア!)の方でも書いていますので是非一読下さいませ。

この3箇所はなるべく押すようにしています。左右両側を30秒を1回ずつです。えっ?これだけかって?はい!これ以上やってると、のぼせてしまうんです( 笑 )

もっとできると言う人は3回ずつぐらいしても良いと思います。

まだあります ( 笑 ) ほとんどのご家庭でシャワーがあると思いますが、これを使います。シャワーを高い方のラックにつけて立ったまま後頭部から首の後ろにかけて、少し熱めのお湯 ( 41℃ぐらい ) で、これもまた少し強めの勢いでシャワーを当てていきます。この時腰だけでなく腕や脚等気になる所を意識しながら30秒から1分ぐらいですね。普段の会話の中でも「 ここがネックでさぁ 」と使われるように首は全身を整えるカギの部分です。

これで痛みが、消える訳ではないですが1日の疲れを癒すための快適は僕は得られています。

尚、座って当てても良いと思いますしシャワーが使えない人は熱めのお湯でタオルをつけて、よく絞って首に当てても良いと思います。

やっている人は結構多いんですが、試してみようと言う人は当てる時間、お湯の勢いや温度は火傷等しないように、その時の体調に合わせてして下さい。

心臓病等、持病をお持ちの方は熱めのお風呂や長風呂も危険ですのでお風呂上がりに温かいお部屋でツボ押しやタオルを使って体調を整えてはいかがでしょうか。

ハイ!今回も長くなりました ( 笑 )

やっぱり、これです。

腰!痛めないようにして

・・・頑張ろうぜ・・・50代・・・

・・・・・・です・・・・・

ありがとうございました。

ごめん下さい。

ps  3年も満たない以前に高速道路を使っても1時間と少しかかる現場でギックリ腰を起こしました。いつもしている動きですが、一輪車を左から右に動かした時に専門的に言えば腰椎の5番にクン!っと痛みが入り膝を折って腰を落とします。

やってしまった。でも痛みで声がでません。ほかに仕事仲間は5人いましたが、その場所には僕1人だけです。

しばらくその場で安静を保ちますが家に帰るまでの1時間チョットの車の運転が頭をよぎります。

いつも持ち歩くクーラーボックスの中にある保冷剤での療法を思い付きますが ( 炎症している部分を氷等アイスツールを使いマッサージをして痛みをとるテクニック ) 後ろまで手が回らない状況で自分でするのは困難に思え、熟練の技のいる療法を人まかせにもできません。

やがて近くに来た仕事仲間の1人に、これも持ち歩いている消炎剤 (湿布)を事情を話してポイントになる所に貼ってもらうと、さっきから考えていた作業に取り掛かります。自分を自分で施術 ( 笑 )

この時、僕が使ったツボは3箇所です。

( 委中 )前出でやりました膝裏の真ん中にあります。

( 腰腿点・ようたいてん) 腰なのに手の甲にあり、2箇所に別れています。1つ目は手の甲、人差し指と中指の間を手首に向けてなぞっていくと2本の指の骨の分かれている所のすぐ指先に戻った所にあります。2つ目は同じく手の甲で薬指と小指の間を手首に向けてなぞっていき骨が交わる場所から少し指先にもどった ( 一指ぐらい ) 所です。押すと強烈な刺激がきますが、腰の痛め具合によってその刺激も変わるようです。1箇所1分ぐらい、左右交互に押します。甲にある2つのツボは同時に押しても良いようです。

( 腰痛帯・ようつうたい ) これも腰なのに耳にあります。

耳の中の1番上にあるプクっとふくらんだ部分の下側にあります。このツボは左右同時に押すと言うよりも少し強めにつまむと言う感じでするといいです。I、2分続けます。

立っているのも辛く、動くとクン!と神経を刺激して痛みが走ります。前かがみにはなれましたので、膝が曲げ切らないように座れる状態を作り、I時間ぐらい3つのツボを時間を変えながら押していきます。

疲れてきたので少し休憩をする事にして、さっき前に置いてもらった缶コーヒーが目にはいります。なんとか手に取ってプルタブを開ける時に痛みがくるだろうなと思いながらエイ!っと開けます。痛まなかったので首を少し上げながら飲んでみますが痛みません。ゆっくりと立ち上がって鈍痛のような重い感じは残っているものの、さっきまであったクン!と言う痛みが取れていました。

その日はほとんど軽作業でやり過ごし、車で家に帰る事もできました。

恐るべしツボ療法です ( 笑 )

前出でやりました腰腿点は手軽にできて良く効きます。普段から押しておくと予防にもなるようです。僕が時折りボーっとしながら立って前で手を合わせている時は大概このツボを押している時です( 笑 )

少し思っていたより長く(笑) なりましたが、体験をした事を書かせていただきました、最初にとった行動も功を奏したと思っています。

ギックリ腰は夏の暑い日に熱けいれん等に伴ってなる事も多いのですが冬の寒い日、体が冷えている時にも注意が必要です。この文章を読んで下さる人がいてくれるとしたら、みなさんお互いに、くれぐれも気をつけて日々を過ごしましょう (笑 )

魔女はいつも我々のそばにいて、その一撃を、狙って、います。




腰痛帯です。

合谷です。



委中です。