ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
職人、りき、です。
建築現場で主にブロック積み等を、
仕事にしている「職人」です。
ガラケーからスマートフォンに替えてまだ半年も経たないんですね。
久しぶりに会った友に話すと「えっ!今っ!」なんて言われて、苦笑いで返して頭をかいたのもついこの間の事。
ドコモショップの店員の女の子に
「生活が変わりますよ」ニコッとして言われたのが今も耳に残っていて確かに便利です。
ほとんどが外空間での作業ですのでリアルタイムで天気予報が見れるのは助かります。 性能の良いカメラはついつい・これも撮っておこう・と思わせます。
ヘタの横好きで書く文章の、その時に思いついたフレーズはペンで紙に書き留めるかわりにメモ機能を使ってます。
肩の力が抜け切れない文章とまだ慣れないデジタルの文字に葛藤の日々ですね。
なんと言っても現場仕事ですので
・そこ・にたどり着かないとお話しになりません。
毎回頂く地図も昔に比べると分かりやすくなりましたが、土地勘の無い所では目が回るような思いをしてやっとたどり着くという事も多いです。
そんな悩みもスマートフォンは簡単に解決してくれます。
そうです。僕の回りでも、ほとんどの人がお世話になっている
Google mapです。
今では放せない存在になっていて、行きたい所にピンポイントで導いてくれるこの機能に日々感謝してます。
「モクテキチハ ヒダリガワデス
オツカレサマデシタ」
デジタルとは思えない声に「ありがとう!」って言っている50代後半のオジさんは僕だけだろうか?
・・・・まだ、終わらない・・・・
職人として駆け出した頃、まだゼンリンの地図も置いていない所が多くて、手書きの地図を貰うか、電話で説明を聞いてそれを書き留めて現場に向かうというのが常でした。
ヘタな地図でもおおよその所までは行けるのですが、何せ土地勘の無い地域では大変です。 ひどい時にはもうチョットという所まで来て地図には大きく・丸・で囲ってあって、コノヘンって・・・
・・コノヘンってどの辺じゃー・・
ってなる訳で、やっとの思いで車を横付けできる公衆電話を探して、小銭を入れてかけてみると、そんな時に限って誰も居なかったりして、もう、大変です。・笑・
困った時、よく駆けこんで助けて頂いたのが、何処の街角にもあったタバコ屋さんでした。
必ずと言っていいほど、オジさんかオバさんが座っていて、驚くのは、皆さん慣れているのか道もよくご存知だったですね。
「今日は、お兄ちゃんで3人目やでぇ」なんて言いながらイヤな顔ひとつせず親身になって教えてくれたりしたものです。 わからない時には、交番のある場所を教えてくれて必ず
「気をつけてなぁ」って声をかけて下さって・・・
「ありがとうございます」のお礼の
言葉と一緒に、さっき買ったばかりのタバコを
・・・・・・・ひとつ・・・・・・
お弁当屋さんもコンビニも携帯電話も無かった時のお話しです。
Google MAPの有り難みが身に染み入るように思うのは、こういう経験が有るからですね。
手の平の上にのるコンピューターを小さな子どもが、その小さな手の中で自由自在に操っている。
人工知能A I が我々の生活にすっかり溶け込んで、今、運転手が居なくても走る車の開発が進んでいるとか。
時代遅れのオジさんは・もう訳わからん・等と思ってしまうのですが。
子どもの頃よく見た、手塚治虫さんの描いた世界を上回るような世の中になっている事に・驚く・という言葉をどう大きく表現していいのか分からないです。
近い将来、鉄腕アトムやマジンガーZ
のようなロボットができて、スカイツリー等の建物をまるでプラモデルを組み立てるように作っている。
なんて事まで想像してしまいます。
これ程便利になると「昔は良かった」なんて言葉も死語になりそうですね。
一介の職人が大きな事を考える術は持ちませんが、
「生活が変わった」のが50代後半で良かったと思いながら頑張っていきたいですね。
と言う訳で、そうです。やっぱり・
・・・頑張ろうぜ、50代・・です。
ありがとう ございました。
ごめんください。