ご覧頂きありがとうございます。
職人 りき です。
建設、建築現場でブロック積み等を仕事にしている、職人です。
それは去年の梅雨もあけた8月の初旬に起こった出来事です。
真夏の真っ只中、工事現場の暑さに負けてお昼ご飯も喉を通らない事もしばしば。
でも、食べなきゃ体も持ちませんからと言う事で僕が夏場によく持って行くお弁当に、ざるそばが有るんですが、麺類の中でもタンパク質が、1番多くて喉越しも良く、食欲の落ちる夏の昼食にはピッタリです。
これに卵焼きや鳥の胸肉やササミ等があれば腹持ちが良くなります。
もちろん、キュウリの浅漬けはカリウムが体の水分をコントロールをしてくれて、塩分も同時に補給できる優れものです。( それでも足りませんが ( 笑 )
そして何と言っても、ざるそばには薬味があると張り合いがいいです。
なるべく簡単に済ませたいので、刻み海苔、わさび、天かすあたりを持って行くのですが、その日は僕の頭の中のネジが3本取れたんじゃないかと思うような出来事が起こります。
ざるそばが入ったクーラーボックスに入っていたのは、いつものわさびのチューブでは無く黄色の姿態も鮮やかな生姜のチューブでした!(驚)生姜はちゃんと有るのに
「ショウガァァねぇなぁぁぁ」
・・・・・ナンテ(笑)・・・・・
ハイ!四日市では梅雨真っ只中で、ムシ!ムシ!ムシ!と!晴れると蒸し暑く、曇ったり雨の降る日はジメ!ジメ!と体にカビが生えるんじゃないかって(笑)
でも、時たまヒヤリとする日もあるので体調管理はチキンといや違う!キチンとしたいものです。
エエっと、先のお話では大変失礼いたしました(笑)
この歳になりますとこう言うジョーダンがヘーキで言えてしまったりするんですね・・・なんとも(笑)
このお話にはもう少し続きがありまして、初めての試みだったのですが生姜の薬味でざるそばを頂いてみました所、何の抵抗もなく美味しく食べる事ができました。
ざるそばなのに少しだけ、ひやむぎ感が僕的には出たような感じがしましたが、それはそれでとても美味しいです。
チューブになった商品は本当にたくさん見る事ができる様になり、とても便利になりましたが、やはり生のまま頂く時と比べますと薬効や酵素、ミネラル等は多少は減ってしまうそうです。生姜ざるそばは人によって好みは違うと思いますが僕の場合、わさびとは違う爽やかさが新鮮でチューブの半分くらいの量を使って1.5人前のざるそばを一気に食べてしまいました。
食べて、お昼からの仕事は、暑さと力仕事のおかげで大量の汗が出るのですが、何やらいつもと違います。
表現しにくいのですが、ブワーッ!っと出る汗のキレがいいんですね。跡を残さない爽やかさが、あの生姜の香りを想わせます。
きっと生姜の発汗成分が効いてくれたに違い有りません。
今年も生姜ざるそばで猛暑を乗り切ろうと思っているのですが(笑)
今回のお題は生姜でやってみたいと思います。最強です!
生姜は日本に渡来した最も古い野菜のひとつとされて3世紀にはあったそうですが、この時には口に入れるような事はなかったそうです。
やがて風邪薬など薬効を主に使われていた生姜ですが、室町時代には酢につけた酢生姜が、江戸時代の天保(1830〜1844) 頃から大阪や京(京都)で梅酢漬けの紅生姜が作られていたそうです。
生ものに添わせる事が多かったようで現代のような科学が無かった時代に生姜のもつ殺菌作用を当時の人達は分かっていたんですね。スゴイ!
世界中で食されている生姜ですが、日本での1年の出荷量は約36000トン以上で高知県が19600トンとダントツで多く、熊本県(5410トン)、千葉県(4480トン)と続きます。
・・生姜の栄養素と効能を少し・・
・・・食物繊維・・・
100g中2.0gの含有量です。
整腸作用や食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。
食事の食べ始めに摂っておくといいようです。
・・・カリウム・・・
100g中2.7gの含有量です。
体内のナトリウムを排出しやすくしてくれます。
筋肉の収縮に大きく関わり、体液のPHバランスを保つ役割を荷負います
・・・ジンゲロール・・・・
生のままの生姜に多く含まれる辛み成分です。
白血球を増やす作用があり、免疫力を高めます。
胆汁の排泄をうながし、血中コルステロールを低下させます。
・・・ジンゲロン・・・
生のジンゲロールを加熱または乾燥させることによってできる辛み成分です。
胃液の分泌を促し消化吸収を助けます。
強い殺菌作用が有るので食中毒の予防に役立ちます。
香り成分で魚等の生臭さを抑える事ができます。
・・・ショウガオール・・・
ジンゲロンと同じく加熱、乾燥する事で作られる辛み成分です。
血管を収縮させるプロスタグランジンを抑える効果があり、血流を良くする事で体温を上昇させます。
冷え性の改善に注目されている成分です。
その他、ジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオールに含まれる成分は強い抗酸化成分を持つポリフェノールの一種で、生姜には量を言わなければビタミン、ミネラル等ほぼ全般が含まれます。
・・生姜パワーの持つ効能を少し・
冷え性、高血圧、肥満、風邪、便秘、下痢、むくみ、生理痛、更年期障害、慢性疲労、夏バテ、胃炎、胃潰瘍、めまい、鬱、膀胱炎、自律神経失調症、心筋梗塞、狭心症、頭痛、腰痛、肩コリ、吐き気、2日酔い、更にアンチエイジングにデトックス。もちろんダイエットの効果も大です
・・・・・・・等・・・・・・・
う〜〜んって!思わず唸ってしまいました。数ある食品の中でたったひとつの食材でこれほどの効能がある物はめったに有りません。
もう、ここまで来たら薬じゃねいかって言うあなた・・・正解です(笑)
生姜はもともと世界中で体を温める効果で風邪を始めとする病気の改善す、予防等に役立てて来られました。
中国で2千年以上の歴史を持ち、発達した漢方医学。
生姜(しょうが)は生姜(しょうきょう)と呼ばれて、医療現場で処方されている100種類以上ある漢方薬のうち80%以上に生姜が入っているそうです。漢方薬の多くに使われているのを見てもその効能、効果が知らされます。
でも、ひとつひとつの病症に合わせて調合されている訳でもないのに、どうしてこれ程の数の症状に対応できるのかとても不思議に思うのですが、あっ!そう言う事なのか!って思わせる理由がちゃんと有りました。
ご自宅にお伺いして診させて頂く出張を中心にした療術師として活動していた頃、院を構えてクライアント様を受け入れる場合との違いに、紆余曲折、試行錯誤を重ねる必要がありました。
落ち着きの中に迅速さを求められる出張施術に欠かせない1つにアンケート用紙が有りました。
ご自分から言い出しづらい事を抵抗の無い状態でサインして貰いやすいようにしたり、数字での表現は考えさせてしまいますので簡単にマルやバツだけを入れて頂いたらいいだけの項目を設けてクライアント様になるべくわかりやすいように作って有りました。
僕が診させて頂いたクライアント様は全体的にみると7割強が20代から70代の女性が多く、約3割が男性のクライアント様でした。
当然ですがお一人ごとに持っている病症は違うわけなのですが、ひとつだけ男女を問わずほとんどのクライアント様が同じ所にチェックを入れた項目が有りました。
それが (冷え性 ) だったのです。
かなり以前のお話しですが、日本人は冷えと共存して来た。と言ったその手の学者の先生がいた事を思い出しますが、そして今、日本人の冷えが深刻な状況になっていると専門家の先生達は言います。
冷える人も様々です。
・体はほてっているのに、手や脚(足)だけが冷える。
・お尻や太ももの裏側だけが冷える。
・手脚(足)は温かいのに、お腹のおへそのあたりだけが冷えいる。(この場合は体の内側から冷えている場合が多いようです)
ほんの一例でしたが、冷えているかどうかを客観的に判断するには体温を測ってみるのが1番わかりやすいです。
(一般医学の知識)では日本人の腋の下の平均体温は36.89プラスマイナス0.34度と有りましたが、医療現場のある調査では多くの人達の体温が36.3度から35度台で、中には34度台の人もいるそうです。
体温は1度下がるだけで代謝は12%、免疫力は30%以上も低下すると言われています。
35.5度の体温が続くと自律神経失調症やアレルギーが出やすくなり、排泄機能も低下すると言われています
体温が35度になるとこの時、ガン細胞が1番活発になります。
34度は水難にあった人が助かるかどうかの時と同じ体温だそうです。
また、気温が下がる冬に体温が極端に下がる人は、風邪(肺炎)、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞等が起こりやすくなるだけでなく多くの病気で死亡率も高くなり、気温や体温が最も低くなる午前3時から5時の時間帯は、発作を起こす人や死亡する人が増える事もわかっています。
病気になっていなくても朝起床して
体温が上がり始めるまでの時間帯は
調子が出ない時がありますよね。
体温が体に与える影響が、どれだけ重要かわかってきました。
では、冷えを呼んでしまうのは一体なんでしょうか?
・・・自律神経と冷え性・・・
今では夏の暑い時節でもエアコンの普及のおかげでほとんどの所で涼がとれて快適なおもいができるのは、本当にありがたいのですが、しかし所によっては夏なのに、サブッ!って口にしてしまう程冷気の強い場所もあります。そしてその場所でまた冷たい食べもの、飲み物を食べたり飲んだり。汗をかけずに体に溜まった水分は体の中を巡りながら、さらに体を冷やして悪循環を繰り返します。
外は汗ばむ程の暑さです。
室内と室外の温度差が激しい為に、自律神経がバランスをとる事ができないと言う事態が発生します。
自律神経が正しく働かなくなると体に不都合な事ばかりが起きます。
・充分な睡眠がとれなくなります。
・食欲が出なくなります。
・関節痛や肩コリが出やすくなる。
・疲労物質がたまり、いつも疲れている状態が続きます。
・手脚(足)を始め、体が冷えます。
・血液の流れが悪くなる事で、体の冷えが原因でホルモンの生成や内臓器の働きまで不調がでます。
こうなると、もう病気にならない方がおかしいと思えてきますよね。
・・・暑がりと冷え性・・・
(私は冬でも汗をかくほど暑がりだから冷えなどとは関係ない)
そう思っている人も実は注意が必要で、冷え性の人すべての人が寒がりとは言えないようです。
汗かきの人もある種、冷え性と言えるようです。汗が多いのは体内に余分な水分が滞っているのが原因です。
食事を食べているだけで汗がでるとか、少し動いただけで汗が噴き出ている人を見かけますが、それは代謝がいいと言う訳ではなく、体内の余分な水分を出して体を温めようとしている状態です。
よくむくみが出る人も体内に余分な水分が多いからです。
水分は生きるのに絶対必要ですが、体内に溜まった余分な水分は体を冷やす原因になります。
もちろん必要な量の水分補給はしなくてはいけませんが。
夏になると外気温が高いので気付きにくいのですが、放っておくとますます冷えが進んで体調が悪くなっていきます。夏の暑い最中、不調が続く時は冷えを意識してみてはどうでしょうか。
生姜には体を温めて余分な水分を出してくれる成分が入っています。
・・・減塩と冷え性・・・
極端な減塩も体を冷やすと聞くと、えっ?って以外におもうのですが漢方医学の考え方のひとつに塩が体を温める効果がある事を言っていますあ。ずっとかなり依然、冬場の積雪、極寒等が東北地方の人達を不自由な環境に追いやりました。
自由に外に出る事ができない人達は塩分の強い保存食で食事を賄う事が多かったようです。
高血圧や脳障害が多い東北地方の人達(全ての人達ではなく)は1日に30g以上の塩分を摂っていたとされる調査結果を受けて全国的に減塩運動が始まります。
同時にエアコン等の普及、住宅事情の発展も有り、塩分の摂取量は大幅に減って脳卒中で亡くなる人の数は減少しましたが、血栓症、脳梗塞、高血圧になる人は全国的に増えているそうです。
東北地方の人達が高血圧や脳卒中にかかる人が多かった当時でも、平均寿命は全国平均より2、3歳しか短くなかったそうです。
この視点からすると塩分だけが原因とは言えず極寒に耐える体力の消耗、野菜等の栄養不足、運動不足等も原因になっていたと専門家の先生は言います。
漢方医学で言う塩分が体を温めると言う考えで言えば、東北地方の人達は多めの塩分を摂っていたからこそ、あの厳しい寒さと戦えていたとも続けます。
減塩を進め過ぎるあまり、塩分不足になって体を冷やしてしまうと病気を呼び込んでしまう事になりかねないので、極端な減塩は避けた方がいいそうです。
尚、摂る塩は科学的に作られた合成塩ではなくミネラル等が豊富に入った(自然塩) を摂るようにした方が良い事は多くの研究者が言っています。
排尿や汗をしっかりとかく事を心がけて、体内に溜まった塩分を出す事ができていれば、心臓に負担をかけず血圧を上げる事もさけられます。
生姜には排尿を助け、発汗を促す成分が入っています。
・・・運動不足と冷え性・・・
やはり、ここでも運動です。
体が熱を発散するのは、ほとんどが筋肉です。
運動不足が続いたりして筋肉量が減ったり、運動量が減ると体温が下がり体が冷えます。
体の筋肉の半分以上が脚の部分が占めるため、多くの専門家が歩く事を推奨しています。
文化や文明の発達に伴って人間は本当に歩かなくなってしまいました。1日一万歩と言われますが現代人の今の日常生活の中では無理があると思われますのでウォーキング等の運動を生活の中に取り入れてはいかがでしょうか。
脚は(第2の心臓) と言われていて脚の筋肉を使って運動量を増やせば心臓への血液を戻す力も強くなります。
その結果、全身の血行も良くなり体も温め冷えを防ぎます。生姜には体内の血流を良くする成分が含まれています。
・・・食べ過ぎと冷え性・・・
多くの研究者の人達が現代人は明らかに食べ過ぎていると指摘しています。
機械に頼らずほとんどの作業が肉体労働であった時代とは違い、今の日本人は昔ほどの運動や労働をしていないのにもかかわらず、その時代よりもカロリーの高いものばかり食べています。1回に食べる量が多い事も問題のひとつです。
いわゆるドカ食いと言う食べ方は急激に血糖値を上げ、胃や腸に血液を集めてしまうため脳や筋肉に供給される血液が少なくなります。
安静時に発する熱量は骨格筋で22%、肝臓が20%、心臓が11%、脳で18%とされており、各所に血液が行き届かなくなると生み出す熱量も少なくなり、体温が下がり体を冷やします。
さらにドカ食いは血液を汚してしまう原因にもなります。糖化や酸化をしてしまった体が冷えを呼んでしまう事が分かっています。
生姜には消化を助け、血糖値を安定させて体を温める成分が入っています。
・・・ストレスと冷え性・・・
もうこれは・・・現代の全ての事柄にストレス事情は関わっていると言っても過言じゃないですね。
ストレスを受けると人の体は交感神経が活発になり、アドレナリン、ノルアドレナリン(緊張ホルモンと呼ばれています)の分泌が高まり血管が収縮して血行を悪くして体を冷やします。緊張し過ぎた時に手足が冷たくなるのもストレス反応の1つです。イヤ〜な汗がでますよね(笑)
現代人は仕事や人間関係等でストレスを恒常的に受けやすく、血行を悪くして冷えを招いた状態が続く事が多いと言われています。
ストレス解消のひとつに入浴が有りますが、最近ではシャワーだけで済ます人も多く、これも体を冷やす原因になり悪循環を生じさせます。
38度から40度ぐらいのお湯に20分ぐらい浸かるのがリラックスするのにいいそうです。
さらに生姜を入れた生姜風呂に入ると効果を上げる事ができます。(後述)
まさに冷え性は(現代病)だと研究者の人達は警鐘を鳴らします。現代人の体が冷えているのは当然であり、今後も増えると予想され、これに伴って冷えが原因で起こる病気も増加していくと言います。
ひとつ間違えば命に関わる病症になりかねない冷え性。
今一度冷えが呼ぶ病症をやってみたいと思います。
・免疫力低下(風邪をひきやすくさせる。生活習慣病、アレルギー等を呼びやすくします。)
肩コリ、腰痛、頭痛、めまい、うつ、集中力低下、食欲低下、便秘、下痢、薄毛、疲労感、更年期障害、不妊症(男女共)
・血流障害(血管が収縮する事で血流が悪くなり、毛細血管まで血液が行き届かず、より酷い冷えを呼びます)
・老廃物の蓄積(血流が悪くなると代謝も悪くなり、体内に老廃物を溜めやすくさせます。代謝が悪くなると体内に水分や脂質も溜めやすくなり、お尻や太ももにセルライト等の症状として出る事があります。また、肥満や生活習慣病の原因にもなります)
他、心筋梗塞、脳障害・・・等。
対策としては・・・
・冷房にあたり過ぎない。出来ない場合には厚着をする等をして体をかばうようにする。
・自分に合った量の塩分を自然塩から摂る。
・排尿を我慢せず、汗をしっかりとかいて体に溜まった水分を出す。
・歩く等で脚を使い運動を生活の中に取り入れる。
・1回の食事で大量に食べない。
・シャワーだけでなくお風呂にしっかり浸かりリラックスして体を温める。(生姜風呂だと尚良い)
等が出てきてましたよね。
体を冷やさないために日常でする事はちょっとした習慣にしてしまえばなんて事ないのですが、さらにある物を摂ると効果が絶大です。そこで生姜の出番です。
ハイ!そうです、やっと本題です(笑)
生姜の素晴らしさは前出でやりました。あらゆる病症の根元が冷えから来ている怖さもやってきました。
その冷えを元から改善をする力が生姜にはたくさん含まれている事も分かりましたが生姜が発揮する効果はこれだけに留まりません。
・・・生姜湿布・・・
いわゆる温湿布をより強力にしたものになります。
・喘息や気管支炎等で咳が出る時は胸部にあてる。
・膀胱炎や生理痛の時には下腹部にあてる。
・コリや痛みがある時は痛みのある場所にあてる。
・手足等冷えている場所にあてる。
・作り方、使い方・
・新生姜ではない根生姜を大2個(約150g)を皮のまま、すりおろしたのを木綿の袋か、ハンカチで包んで口の部分を輪ゴム等で縛る。
・鍋に2リットルのお湯を生姜を入れて70度ぐらいまで沸かしたら、タオルを浸して火傷をしないように軽く絞って患部に当てる。
・さらにその上から乾いたタオルをのせたら、そのまま10分置く。
まずは気持ち良さを重視して、タオルが冷えてきたら又鍋に浸して絞り
、それを2、3回繰り返す。
(火傷に注意して下さい)
・・・生姜風呂・・・
冷え症、コリ、筋肉痛、関節痛、婦人病、膀胱炎、腎盂腎炎、リウマチ、更年期障害、不眠症、等に有効とされています。また、発汗作用が増し老廃物が排出される事で水太りによる肥満の人の改善や、美肌効果も期待できると有ります。下半身の不調やアトピー、水虫には生姜足湯が良いそうです。
・・・・作り方、使い方・・・・
・新生姜ではなく根生姜を皮付きのまま大1個(約75g)を洗ってすりおろしたのを、木綿の袋に入れて口をしっかりと縛ったのを湯船に入れて入浴します。
ぬるすぎるお湯だと生姜エキスが出ないので40度ぐらいの温度で10分から15分入るのが良いそうです。
食べる以外でもこんなにも役に立ってくれるんですね。
生姜パワー!凄い!(笑)
日常の食事でとても手軽に食べる事ができる生姜ですが、とてもいいレシピが有りますので、もうひとつ。
・・・・・生姜紅茶・・・・・
風邪予防、冷え性、高血圧、頭痛、糖尿病、肝臓病、気管支炎、肩コリ、腰痛、肥満、心筋梗塞、脳梗塞、
等、大きな範囲に渡って不調の改善に効果が期待できるそうです。
・・・作り方・・・
生姜を約10g皮付きのまますりおろします。パウダーなら小さじ一杯。
チューブなら2センチ分。
カップ一杯の入れ立ての紅茶にいれて、最後に黒糖(ハチミツでもいい)を適量入れて飲むだけです。
尚、紅茶自体に体を温める作用があるのでティーパックの物で充分だそうです。
・温かいうちに飲むと発汗作用が働いて良いそうです。
・1日3杯から6杯体調に合わせて飲む。朝食の前、入浴の前に飲むとより良い効果が期待できそうです。
あらゆる病症の根源から改善してくれる生姜ですが、やはり、このような時には食べるのは見合わせた方ががいい場合が有ります。
・1分間に90以上の頻脈がある人。
・皮膚が極度に乾燥している人。
・唇や口の中の乾燥が酷い人。
・脱水症状の人や尿が出ない人。
・体温が39度以上ある時。
・生姜を食べると顔や舌が赤くなったりほてったりする人。
・生姜湿布や生姜風呂等も肌が弱く生姜の刺激でピリピリしたり、赤く腫れたりする人は様子を見ながら使用して下さい。
・まずは、生姜のエキスを顔以外の所に塗って試してみて下さい。
尚、漢方薬では胃腸薬にも使われる生姜ですが、やはり摂りすぎも良くないようです。
これから始めてみようと思っている人は少量から試してみて様子をみながら少しずつ量を増やしていくのが良いと思います。
今回、参考書にしてお助けいただいた一冊の本は自らを生姜博士と言われ、医学博士でもある石原結實先生がお書きになった本です。
生姜力(しょうがりょく)と言う力強いタイトルに思わず手に取りました。
学問書のように肩に力を入れずに、読む事ができ、生姜の効能だけで無く多角的にアタックした構成と生姜を摂るための豊富なレシピもあり、楽しく読ませて頂きました。
興味を持たれた方は是非、一読されてはいかがでしょうか。
生姜力(しょうがりょく)
石原結實(いしはら ゆうみ) 著
(株)主婦と生活社
ハイ!こんなに体にいい食材が本当に極身近に、いつでも安価に手に入ります。
生姜摂って頑張ろうぜ・・50代・・
・・・・・・です。・・・・・・・
ありがとうございました。
ごめん下さい。
ps
真夏のギラギラと燃える太陽直下での労働は熾烈を極めます。
当時71歳の他業種の職人サンが持参している水筒の中には、温かい日本茶。
「この暑さであったかいお茶か、量も飲めんやろし大丈夫か!」と僕。
「りきやん、ワシな冷たいのがあかんのや。腹冷やすと体の調子が悪くなってな、そやでこの時期でも晩酌も熱燗や」と言いながらニコリ。
見ると顔から滝のように汗が流れ落ちている僕と違って、汗が出ていない。
家族が冷やし中華を食べていても自分は温かいラーメン、もちろんエアコンもいらないので家では1人でテレビを見ている事が多いのだとか。
僕はこの時職人さんに生姜と自然塩を摂るように強く進めます。
もう慣れっ子だからと言う職人さんも「ほぅ!体に良さそうやな」と言うとニコリ。
去年の暑い最中の夏、現場で2年ぶりの再会。「りきやん!生姜と塩が体にええぞう!お前も摂ったほうがええ!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
そ、それって俺が言っ・・・忘れてるッ!!(笑)
よく見ると、少し深目のシワのある頬に、玉になった汗が・・・・・・・・・ひとつ・・・・・・・・
生姜・・・情報的にはもう出尽くした感のあるテーマに少し違う切り口で挑んでみたのですが、如何だったでしょうか?
何でもいいから長い!ってまた叱られそう(笑)
あっ!そうそう、お寿司屋さんに行くと甘酢の味のついた生姜が出てきますよね。
あの甘酢生姜、なんで(ガリ)って言うかご存知でしたか?
食べた時にガリッ!って言う音がするからなんですって!
・・・・・・・その・ま・ん・ま(笑)・・・・・・・
かしこ